ニューヨークヤンキースプロスペクトランキング2022版

ニューヨークヤンキースの2022年版プロスペクトランキング

 

 

1位 Anthony Volpe, SS (アンソニー・ボルピ) 20歳 右投右打

各能力評価 (現在/将来) 20~80

バッティング  35/60

パワー     55/60

走力      50/50

肩       50/50

守備      40/45

 

21年成績 (A/A+)

打率  294

出塁率 423

長打率 605

OPS  1028

本塁打 27

打点  86

盗塁  33(失敗9)

BB%  15.2%

 

選手としての特徴

デレク・ジーターの再来とも言われるヤンキース期待のショートストップ

ドラフト時の評価(全体30位)はそこまで高いものではありませんでしたが毎年着実に力をつけており、MLB全体のランキングでも上位位置しています。

新型コロナウィルスのパンデミック中も個別のインストラクターと毎日のように練習しスイングをコンパクトでシンプルなものに改造、また運動能力を落とさずに筋肉量を増やすことにも成功した。

その効果もあり、19年よりもフライ・ライナーの数が増えホームランの数が激増、21年はマイナー全体でもトップクラスの成績を残し一気に評価を高めました。

評価は高めた打撃は将来的には毎シーズン安定的に打率280~300・ホームラン25~30本をクリアできるポテンシャルがあると言われています。

33盗塁は記録した足の評価は俊足ランナーというよりも堅実なベースランナーという評価が多く、むしろ年齢をはるかに上回る走塁技術の方が高く評価されています。

守備に関しては肩・技術とも平均的なショートとの評価ですが高い野球IQを持ち合わせておりメジャーリーグでもショートとしてプレーすることになるみられています。

プレー以外にもリーダーシップや他者への振る舞いなど野球以外の部分での評価も高く

上記のプレースタイルや将来的なポテンシャルなど、そのすべてがジーターに似ており

ヤンキースファンの期待が高いのもうなずけます。

ジーターと違うところがあるとすれば、いつでも落ち着いているイメージのジーターですが、ボルピは熱血漢タイプのようです。

ただまだボルピは若いので年齢をかさねるとともにジーターのようになっていきそうな

気もします。

現在のペースだと昇格は24年頃の予定となってます。

現在ワールドチャンピオンからしばらく遠ざかっているヤンキースですが、ジーターがそうだったようにボルピの昇格と共に新たな黄金時代の到来を、いまから心待ちにしています。

次回は2位のOswald Peraza選手です。

 

 

次回もよろしくお願いします。