ニューヨークヤンキースプロスペクトランキング2022版NO2

 今回は2位の選手の紹介です。

よろしくお願いします。

 

2位 Oswald Peraza SS (オズワルド ペラザ) 21歳 右投右打

 

各能力評価 (現在/将来) 20~80

 

バッティング  50/55

パワー     50/50 

走力      60/60 

肩       55/55 

守備      55/60

 

21年成績 (A+/AA/AAA)

打率  295 

出塁率 352 

長打率 440 

OPS  792 

本塁打 18 

打点  58 

盗塁  38(失敗10) 

BB%  7.5%

 

ペラザは1位のボルピと同じヤンキース組織内だけでなくMLB全体のプロスペクトランキングにも名を連ねるショートのプロスペクト。

タイプ的にはもともと打撃よりも守備の評価が高く21年シーズンに打撃成績が飛躍的に伸びプロスペクトとしての価値を高めています。

ペラザも打撃のアプローチが19年シーズンとあきらかに変わっており60%近かったゴロ比率が30%台になり、その分ライナー/フライの比率が上がっています。

その結果ホームランが4本から18本まで増えています。

ただし昨年も昇格し上のカテゴリーにいくたびに少しずつ成績が下降しているのは気がかりなところ…

メジャーレベルで21年シーズンくらいの成績が残せるかはもう少し様子をみる必要がありそうです。

 

走力は純粋なスピードは平均以上のものを持っていますが特別早いわけではなく、むしろ評価させているのは走塁技術の方でセンスの良さで盗塁を稼いでいる印象です。

 

守備に関しては当初の高い評価は変わらずデビューからどのカテゴリーでもプラス評価を受けています。肩の強さ・送球の正確性などに加えて難しい体制からの送球にも目を見張るものがあり、ショートの守備力ではメジャーを含めたヤンキース組織内でNO1の評価を受けることも。現時点ですでにグレーバー・トーレスよりも上手くこなしそうです。

 

現在のペースでいくとメジャー昇格は22年の後半あたりとみられておりAAAで打撃面がアジャストできれば今年中にヤンキースタジアムで見れる可能性もありそうです。

同世代のボルピもショートということもあり、将来的にはどちらかがサード・セカンドへコンバートになりヤンキース内で共存するのか、それともトレードのパッケージになるのかも注目です。

噂ではオークランド・アスレチックスのマット・オルソンやマット・チャップマンに触手を伸ばしており獲得することがあればペラザが放出される可能性が高いとみています。

 

次回は3位の  Luis Medina 選手です。

 

 

それでは、次回もよろしくお願いします。